「デジタル化できるものはすべてデジタル化される」

『DX実行戦略・マイケル・ウェイド著(日本経済新聞出版社)/16ページ』に、こんな一節がある。スイス・ローザンヌに本拠があるビジネススクール”IMD”のマイケル・ウェイド(Michael Wade)は、以前からは、「ボルテックス(Vortex)」すなわち、何もかもを吸い込んでしまう「渦巻き」として、デジタル化のトレンドを説明している。まさに言い得て妙であり、デジタル化の強引さを見事に表現している。

ジェレミー・リフキン(Jeremy Rifkin)は、彼の著書『限界費用ゼロ社会』の中で、デジタル化の進展、具体的には、IoTによって、コミュニケーション、エネルギー、輸送の“インテリジェント・インフラ”が形成され、効率性や生産性が極限まで高まり、それによりモノやサービスを1つ追加することで生じるコスト(限界費用)は限りなくゼロに近づくこと。そして、将来モノやサービスは無料になり、企業の利益は消失して、資本主義は衰退を免れないと述べている。

デジタル化とは、そういう社会や経済の大規模なパラダイム転換であり、もはやそれは、ボルテックスのごとき強引さで、世界を引きずり込んでしまうのだろう。

私たちは、この現実から逃れようがない。ならば、そこにどのようなビジネスの機会があるのかを考えておく必要があるだろう。

参照
https://www.netcommerce.co.jp/blog/2020/05/03/15404
 

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